有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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あなたはアンバー・ハードのように大金をドーンと寄付できますか?

高額の寄付と聞くと、熊本大震災時のタレント?紗栄子さんの500万円寄付を思い出してしまいます。世間からは「金額をいうのは下品」「どうせダルビッシュのお金だろ」「偽善と売名の匂いがする」などとバッシングを受けていたものです。

 

さて、世界に目を向けてみると多くのセレブたちやビジネスリーダーたちが多額の寄付を行っています。欧米の場合、慈善の文化が根付いていますから、日本のようなバッシングを受けることはないでしょう。

 

 

 

アンバー・ハードさん、7億円寄付

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そこで最近少しだけ話題になったのは、夫ジョニー・デップと離婚したばかりの女優アンバー・ハードさん。「ずっとDV行為を受けていた」と主張したばっかりに、「離婚を有利に進めたいだけ」「結局は金目当て」と猛批判を受けてしまった彼女は、ジョニーから支払われることになった約7億円を「全額寄付する」と発表したのです。

 

「自分はDV被害者だった」と主張したものの、「ジョニー・デップをはめた金目当ての汚い女」と世間から袋叩きに遭ってしまったアンバーさん。しかし、彼女が撮影したとされる動画には、ただならぬ荒れ方をするジョニーの姿がありました。事情はどうあれ、ジョニーの暴力があったのはおそらく事実でしょう。

アンバーに不貞があったのか、それとも単なるジョニーの嫉妬からか、いずれにしろジョニーが暴れたことは事実のようです。

 

 

そして、2人で話し合った結果、ジョニーはアンバーさんに約7億円を支払うこととなりました。その全額をアンバーさんは「チャリティ団体に寄付するつもり」だそうです。なんと、全額を小児病院アメリカ自由人権協会(ACLU)の2団体に贈ると発表しました。

 

 

 

まとめ

アンバーさんは「離婚はお金が目的ではなかった」ことをどうしても示したかったのでしょう。


「これまで寄付した中で最高額ですが、今後も寄付は続けるつもりです」


「これらの団体であれば、お金を有効に運用してくださるでしょう」

 

 

ACLUは、多額の寄付に深く感謝し、以下のような声明を発表しています。

 

「アンバーさんのサポートに、感謝してもしきれません。この寄付金は、他の女性たちが安全で自由に暮らす助けになることでしょう」

 

 

一生楽に暮らせるだけの財産を分け与えられたものの、それをあっさり手放し寄付したアンバーさん。そこには「私がどうしても離婚しなければならなかったのは暴力があったからなの。耐えられなかったの。けっしてお金の問題じゃないわ」というアンバーさんの強い思いが込められているようにも思えます。

 

それでも、世間的にはジョニー人気が高いため、いまだに「アンバーは怪しい」といった下世話な声が多く、寄付行為に関しても「イメージダウンを最小限に抑えるための“ダメージコントロール”ではないか」という声さえあがっているようなのです。

 

人の噂も75日...

 

もしもあなたがアンバーさんだったとして、本当にDVを受けていたとして、7億円ものお金を手にしたら、全額をどこかの有望な慈善団体に寄付しますか?それとも...

 

ちょっと考えてみてくださいね。

 

それでは