有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

芸能・セレブの話題に社会問題を絡めて発信しています!

指揮官の孤独 〜 野球というお仕事 〜

2014年、、、

144試合目で3年ぶりのリーグ制覇を決めたソフトバンク・ホークス!



その後、
秋山幸二監督(52)の電撃辞任が...!




指揮官は、日本一を最後の使命と胸に刻み、孤独な17日間の戦いが始まった!




6年間で3度、パ・リーグ制覇した名将は、失速の最中だった9月26日の楽天戦(ヤフオクドーム)で勇退する星野監督へ花束を渡した際...


「おまえが辞めろ」

と、心無いやじを受けてしまった...





球団には爆破予告が届く...



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「(コーチ就任後)10年が区切りだった」と本心は最後まで明かさなかったが、最大の理解者だった笠井和彦前球団社長(享年76)も前年10月に死去。悩みを抱え込む一年だった。




この頃、妻・千晶さんは会話さえままない状態...


11年オフに神経膠芽腫(こうがしゅ)に倒れた千晶さん





WBC監督就任も断った




監督と看病の両立。。。




52歳の心は限界に達していた!




日本シリーズ直前、、、

CS(クライマックス・シリーズ)ファイナルを戦う最中、

球団は「工藤新監督を発表する」と
指揮官に告げる...



普段は温厚で有名な秋山監督の目は
怒りで満ちていた...

「発表するなら今すぐ、俺は球場から出て行く!」


(目の前にはシリーズ進出を争う戦いがある。球団と刺し違えても守りたいものがあった)



発表は見送られた。。。




ただ、
選手たちには思いは伝わらない

「なぜ、辞める…」




選手会は混乱の中、
CSファイナルを突破!



しかし、
チームはもやもやを抱えたまま、
阪神との日本シリーズを迎えることとなってしまった...




最終的に、
ホークスは日本一になり、
秋山監督は10回宙に舞った





男にはときとして、
誰にも語ることができない、
孤独な時がある...

独りで苦しみ抜いた指揮官...




過去に
世界の王と呼ばれる王貞治監督が
ダイエー・ホークスを率い始めた頃、
弱小球団だった故に粗暴なファンから
生卵をぶつけられた王さん...



亡き妻の遺骨を盗まれるという
非常に悔しい経験をしたことがある
王さんと星野仙一さん...



華やかな現役時代からは考えられない闘病生活に苦しみ、先日亡くなったばかりの大豊さん...




輝かしい栄光の裏には
凡人にはわからない苦悩が存在する...




秋山監督の孤独...

いかばかりか、



今は
「お疲れ様でした」と
そっと見守り、

またいつの日か、
野球界に戻ってきてくれることを
祈るばかりである