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有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

芸能・セレブの話題に社会問題を絡めて発信しています!

不可解な死刑と冤罪、加害者家族の人権を考える

海外 大切な命

イランで元情報省職員の男性を殺害したとして死刑を言い渡されていた女性

レイハネ・ジャバリ死刑囚(26)の絞首刑が今月執行されました。ジャバリ死刑囚は元職員から性暴力(レイプ)を受け、正当防衛で刺したにも関わらず...
 
 
事件が起きたのは2007年
 
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによれば、ジャバリ死刑囚は「彼の背中を刺したことは事実だが、自己防衛だった」と主張。「犯行現場にいたもう1人の人物が殺害に関与した」とも語っていましたが捜査は行われず...
 
ジャバリ死刑囚は逮捕後2カ月間、弁護士や家族と接触できないまま独房へ入れられ、拷問を受けたといいます。
 
刑の執行に関しては、海外はおろかイラン国内でも著名な芸術家やミュージシャンから処刑中止を求める声が上がっていたのですが...
 

死刑は執行

されてしまったのです!
 
 
イランでは昨年、ロハニ大統領が就任して以降死刑執行が急増しています。正当な法治国家ではないイランに明るい未来はあるのでしょうか。
 
 
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《2008年、宮崎勤の死刑が執行》

1989年、宮崎勤は逮捕されました。今でも強烈な記憶が残っている方も多いのでは...
 
埼玉県と東京都を舞台に、4人の女の子が誘拐・惨殺された、あまりにも痛ましい事件...
 
逮捕された宮崎勤は、今で言えば引きこもりのようでもあり、オタクともいえるキャラクターであり、自室に6000本ものいかがわしいビデオを溜め込んでいたとされています。
 
ニュースでは次から次へと宮崎勤の供述どおりに遺体が発見され、部屋からは遺体の写真や陵辱ビデオが見つかったと報道。これによって、多くの人が彼を「猟奇殺人鬼」と思い込むことになっていったのです。
 
 

しかし、裁判において「決定的な物証」と呼べるものは一切なし...

 
被害者の痕跡は何も発見されていない。髪の毛一本、皮膚組織ひとつ、血痕一点たりとも見つかっていない。
被害者を診たことがある歯医者が「その歯は真理ちゃんのものではない」と証言
 
これについて、当初、埼玉県警は「別人のものである」と発表したが、翌日には「別人のものとする根拠がなくなった」と、非常にあいまいな言葉でそれを撤回。
 

DNA鑑定は行われず、単に血液型で判別しただけ...

 
結局、裁判においても、物的証拠などというものはまったく存在せず...
 
 
 
ご存知のとおり、日本の法制度は

「疑わしきは罰せず」

 
 
なんら証拠がない以上、罪に問うことはできない。ましてや、死刑になんてできるわけがない...はず...
 

今の制度は、警察、検察、裁判所が強力なタッグを組み、法に照らし合わせたところで罪に問えない国民を無理やり牢獄送りにする危険性を秘めています

 

冤罪死刑はゼロではない!

 

世の中には嘘が蔓延しタブーが多いものですよね。権力者は裁かれない、というおかしな事実も時としてあり得るわけですが、さりとて、無実の人間が捕まり罪に問われる、という状態を放置していいわけがありません。

 
 

かつて、紛れもない人治国家である中国において、スイカ泥棒に死刑判決が下されたことがあります

 
 
この宮崎勤事件においては、警察とグルになって国民を洗脳したマスコミにも責任があります。
 
もしかしたら、この事件の本当の犯人は、今ものうのうと生きているかもしれません。宮﨑勤は誰かにハメられただけ、なのかもしれないのです。
 

真相は謎のまま...

 
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《宮﨑勤家族のその後》

1989年7月23日、わいせつ事件を起こそうとしていたところを被害者の父親により取り押さえられ、宮崎は強制わいせつ容疑で現行犯逮捕されました。
 
その後、連続幼女誘拐殺人事件への関与を認め、その供述どおりに遺体が発見されたことから、連続幼女誘拐殺人事件の容疑で再逮捕。
 

宮崎が暴力的、性的、猟奇的な内容の漫画やビデオを多数所持していた事から、物的証拠がない

にも関わらず、マスコミは「彼が犯人だ」と決めつけてしまいました。
 
稀に見る凶行であったため、容疑者家族への影響も大きく
 
父…被害者遺族への慰謝料捻出のため
       全財産を手放した後、投身自殺
妹1…勤めていた会社を退職、婚約破棄 
妹2…看護学校退学 
叔父1…退職後離婚 
叔父2…離婚 
母方の叔父1…警察官を退職 
母方の叔父2…高校教師退職
 
 

罪を償うとは何なのでしょうか? 

加害者家族の人権は?

 
宮﨑勤の家族に及んだ禍いを、誰が償うのでしょうか?
 
 
 

しかし

父親の自殺に「胸がスーッとした」と語った宮崎は、精神鑑定で「反社会性人格障害」と診断されています。
 
つまり、社会との関係をうまく保てないということなのですが、そんな彼にとって、
 

家庭とはどのような場所だったのでしょうか?

 
もちろん、不遇な家庭環境や不幸な生い立ちをもって凶悪な犯罪が許されるわけではありません!
 
けれども、同種の犯罪はこれからも起こり続けるでしょう。今の司法システムは 、処分を下すことばかりに力が注がれ、真相解明という面がおろそかにされているような気がします。
 
 
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《精神鑑定》

精神鑑定で、たとえば統合失調症と認められると、死刑にできなくなってしまいます。だから裁判所は、そういう結論の精神鑑定は採用しないんです。また、検察側が提示する犯行の動機というのは『性的関心で』とか『わいせつ目的で』とか、非常にわかりやすい。

おじいちゃんっ子だった宮崎にとって、祖父の死というのは明らかに大きな意味を持っていますが、精神鑑定は、責任能力の有無を判断するためだけにしか使われておらず、真相解明を目的とした精神鑑定はあまり行われていないのです。

 
 
 
事件の被害者とそのご遺族に対してはもちろんですが、宮崎勤とその家族にも…権力に翻弄されたことに対し、心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りしたいと思います