有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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リーダーたちを丸裸に斬る!トランプにみるパフォーマンスの重要性

人は「ありのままの自分」と「相手に見てもらいたい自分」を意識して自己表現しています。

 
大事なのは、実物より大きく見せるのではなく、等身大の自分を的確に見せること。本当の姿を魅せるために...
 
 
 
一般的に、日本人のプレゼンは理屈っぽくて単調!アメリカ大統領スピーチのような感情に訴える訴求力が乏しいのです!そもそもプレゼンというものは「理論」「感情」「信用」で成り立っているのです。人は理屈(理論)だけでなく、むしろ「感情」と、発言者への「信用」「共感」で動くワイルドアニマルなのです!
 
理論は言葉の介在なしに成立しませんが、感情信用には非言語表現が大きく左右します。要はパフォーマンスですね。ジェスチャーも含まれます。
 
周知のように、コミュニケーションにおいて言語と非言語の割合は3:7とされています。
 
つまり
 
「この人元気だな」とか
「行動力ありそう」
「好感もてる人」などなど
 
人は一瞬のうちに非言語で判断されてしまうのです。2秒見れば、ほぼ正確に相手の個性を見抜くことができる、とさえ言われているのです。
 
アメリカ大統領選で目立っているトランプさんなんかは(良し悪しは別として)化け物のような強烈なパフォーマーですよね。
 

目指せ!トランプ的パフォーマーを!

 
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いや、文化や伝統・自然・人情などを大切にする日本にはあげなパフォーマーは必要ないなっ(^-^)
 
というわけで
 
世界に通用し、且つ日本人的な、人々に信頼され尊敬されるリーダー...であるためのスピーチとはいかなるものか、みていきましょう!
 
 
 

安倍晋三

一度政権を放り投げた人間がなぜここまで高い支持率を得られるのか?
庶民の心がわかっていないのに、なぜやってること以上の評価を得ているのか?
 
彼の場合は以前と比べ、話す速度を30%下げました。さらに非言語表現が磨かれ猛烈に変化したのです。まさにトレーニングの賜物でしょう。
 
昔は下(原稿)ばかり見て話していたのに、今では顔を上げ、表情豊かに左右均等に頭を振り、聞く人とアイコンタクトをとるようにまでなりました。しかも、腕を肩より上にあげる動作まで身につけたのです。オバマ大統領にも引けを取らない名パフォーマーへと成長しているのです。
 
 

橋下徹

多面的な表情を見せることで人間臭さや親近感をアピールするタイプの彼は、弁護士という職業で鍛えられたのでしょうが声の強弱のつけ方が抜群にうまいですね!しかも、涙を見せたり、激高したり、大笑いしたり、挑発したり、沈痛な表情を見せたり、と喜怒哀楽パフォーマンスが絶妙です。
 
 

孫正義

誰もが、彼は頭がキレる!ということを知っています。だからこそ、彼は敢えて「頭がキレる」イメージから「柔らかい人柄」をアピールする方向へとパフォーマンス・スタイルを変えてきました。
 
非の打ち所がない人間だからこそ、人から警戒されやすく威圧しがちな自分。そのことを自覚しているからこそ、「そんなに用心しなくていいですよ〜」というメッセージを常に心がけて発信し続けているのです。ソフトなイメージソフトなイメージ...
 
 

小泉進次郎

父・小泉純一郎さんは聴衆すべてを見回す視線の運び方が抜群にうまかったのですが、息子・進次郎もまた、確実にその技を身につけようとしています。街頭演説ではほぼ均等に頭を動かし、強いアイコンタクトを聴衆に注ぎ、子供がいたら子供の目線の高さまでしゃがんで会話をする。
 
子供に指を指されたら、真似をして指を指し返すなど、親しみを伝えるブリッジングの技術にも長けています。選挙カーに乗るときは駆け足で若さとダイナミズムをアピールし、当然安倍さん同様、スピーチ中には腕を肩より上まで挙げるジェスチャーも忘れてはいません。パフォーマーとして、父親譲りの天才なのかもしれませんね。
 
 
いかがですか
 
 
みなさんも、
たとえばテレビで司会をするタレントさんや、身近にいる上司や同僚などが日頃どんな表現者としてあなたの前にいるのか、分析してみると面白いですよ(^-^)