有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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消費税増税先送りで日本は良くなるのか?

安倍晋三首相は、2017年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げを、2019年10月まで延期するつもりです。

理由は「世界経済に下振れの恐れがあり、増税すればデフレ脱却が危うくなる」から。。。

確かに、増税にはタイミングが大事です。諸々の事情と複雑に絡み合っています。私自身も来春の増税は避けた方が良いような気がします。


とはいえ、

進む「高齢化」と「人口減少」は待ってくれません!

皆が嫌がる増税は、社会保障の安定財源を確保し、これ以上の財源悪化を食い止めるため。

厚生労働省の推計によると
2025年度の社会保障費は150兆円!
(2012年度比で4割増し!)


基本的なことですが、社会保障費の6割は保険料と自己負担から、残りの4割は国と地方のお金(我々の税金)から捻出されているのです。

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これが日本の借金1,000兆円の大きな原因なのです!

未来の人々にツケとして負担をかけてしまっているわけです!


きっと、未来の人たちからは「昭和と平成に生きた祖先たちは馬鹿野郎だっ!無責任だ!」と言われることでしょう。



そう考えると、借金の先送りにはもうストップをかけなければなりません。早急に、医療・介護の費用負担のあり方を含めた社会保障費の効率化や、抜本的改革が求められるのです。

収入確保にも、消費税だけでなく、

・金融・証券税

などを含めた幅広い手直しが必要です!

電力・水道・通信関連企業への優遇にもメスを入れなければなりませんし、さらに、税金の使い道にも抜本的な改革が絶対に必要なのです!


・国と地方の議員定数削減
・公務員の大幅削減
・上記関係者への優遇措置制度 (退職金など)の見直し

などなど...


例を挙げればキリがありませんが、やるべきことはたくさんあるはずです。ただ、利権を手放せない人間の「強欲」「悪」の心が改革を邪魔してしまっているのです。


増税再延期で日本の財政再建は遠のいてしまいました...

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日銀の大規模緩和とマイナス金利政策により国債金利が下がっているため「大丈夫」との声もあります。しかし、国債の格下げなど、制御できないリスクもあるわけです。


果たしてデフレ脱却はあり得るのか?

人口減少 → デフレ圧力 → 物価が上がりにくい...

こんな状況の中で、「脱デフレ」にこだわり過ぎるのは愚策なのかもしれません。それよりも、「家計にシワ寄せしない」経済政策をお願いしたい!


現時点で判断すると、アベノミクスは失敗しているのです。

安倍さんはじめ自民党員や全ての政治家たちは、自分のことではなく、国民と未来の人たちのことを第一に、真剣に考えていかなければならないのです。


まとめ

マザーテレサガンジーマンデラさんのような聖人に近い人たちが政治を担っていけば大改革が実現できるような気がしますが、、、

政治家になる人たちは「地位・権利・名誉・お金」が大好きな強欲者たちばかり...

神に近い判断を下せるAI(人口知能)ロボットに大統領になってもらうしか、日本を「住み良い国」にする方法はないのかもしれませんね。