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有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

芸能・セレブの話題に社会問題を絡めて発信しています!

りゅうちぇるはなぜブレイクしたのか?

美川憲一ばりの個性と超新人類のおバカキャラで一世を風靡しているタレントのりゅうちぇるは今大ブレイク中です。自らの出身地を「ちぇるちぇるランド」と称するファッションモデル「りゅうちぇる」は、一歩間違えばブレイクすらしていなかった存在です。 しかし、ティーンに人気の原宿系カリスマモデル「ぺこ」の彼氏としてバラエティ番組に現れた彼は、その強烈な個性を発揮し、千載一遇のチャンスを逃さなかったのです。

 

見た目がド派手なうえに、異様なまでのハイテンション。『行列のできる法律相談所』に初めて登場したときには、司会の明石家さんまから「建築関係トントントン」というギャグを授けられ、これにより大ブレイクしたのです。その後も、打てば響く反応の良さが面白がられ、各局を渡り歩く人気タレントの仲間入りを果たしたりゅうちぇるですが、なぜ彼はここまで人気を得ることができたのでしょうか?

 

 

 

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① モデルがバラエティで活躍する時代だから?

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もともとは原宿のショップ店員だったようですが、そのファッションセンスには定評があり、その後ファッションモデルとなりました。ファッションモデルといえば、ローラやダレノガレ明美など個性派が多く、バラエティの世界で活躍する人が増えてきています。そんな先駆者たちの存在もあり、りゅうちぇるは行列のできる法律相談所』に登場し、明石家さんまに見初められ、大ブレイクするに至ったのです。

 

また、「個性的なファッション」「奇抜な衣装」だけでなく、「隠れイケメン」という武器があったことも大きいでしょう。ひげは濃いものの、素顔はなかなかの男前と評判です。人は隠れているものを見つけ出すことに楽しみを見い出すもの。イケメン好きの一部のファンにとっては、「奇抜な個性」の裏に潜む「隠れているイケメン」を発掘するというのが何よりの楽しみだったようです。

 

 

 

 

 

② わかりやすいキャラだから? 

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中性的かつハイテンションなキャラクターが支持を集めているともいえるでしょう。さかなクンや声優の金田朋子と同類の位置付けにあります。甲高い声で元気に暴れ回る人は、バラエティの現場でとにかく目立地ます。周りのタレントたちも巻き込み、新たな化学反応が起こり、「キャラ」タレントが出演する番組はますます面白くなっていくのです。

 

しかも、りゅうちぇるはただのハイトーン・ハイテンションではありません。「やだー」と言ってはしゃいでみせたりする「オネエ系」でジェンダーレスな部分がウケています。マツコデラックスやはるな愛の後輩ともいえるでしょう。オネエ系は昨今のテレビにおいて有力なキャラのひとつです。男性でもなければ女性でもない。だからこそ、男性には嫌われず、女性には警戒心を持たれない。ズバズバとキツいことを言っても許されてしまうところがあるのです。りゅうちぇるがオネエ系でなかったら、ここまでのインパクトを残すことはなかったはずです。

 

 

 

 

 

③ 交際中の「ぺこ」の存在が大きかった?

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りゅうちぇるは、「ぺこ&りゅうちぇる」という男女1組のカップルという形で世に出てきました。これも個性の一つです。これまでも、結婚した芸能人カップルがおしどり夫婦としてテレビ番組で共演することはありましたが、結婚していない交際中の異色の若い男女が「カップル」として堂々とテレビに出てくるというのは、実はかなりの珍事だったのです。

 

事実、何でも好き勝手にやっているように見える破天荒な芸能人であっても、交際中の相手と一緒にテレビで共演し、イチャイチャしている姿をさらけ出したりすることはありませんでした。まず、そんなことは日本人男性が最も苦手としていることなので、下手をしたら「総スカン」を食らっても致し方ないことでもあったのです。しかるにりゅうちぇるは「おねねキャラ」でした。

 

これが功を奏し、ぺこのことを堂々と「好き」と公言してみせるところがウケてしまったのです。革新的でした。

 

 

 

 

 

④ キャラを作っていることが明快だから?

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モデル、隠れイケメン、ハイテンション、オネエ系、そしてカップル。テレビに出るときに有効なあらゆるキャラの要素を兼ね備えているりゅうちぇるは、現代が生んだテレビモンスターかもしれません。誰の目にもキャラが作られていることは明確です。その、意図的にキャラを作り、それをネタにしていることが彼の最大の武器であるかもしれません。

 

例えば、彼は「ちぇるちぇるランド」出身ということを公言していますが、そこをしつこく突っ込まれると弱気になったりすぐに開き直ったりします。りゅうちぇる人気の火付け役となったさんまは、彼についてこう語っています。

 

「何年も試行錯誤してあのキャラになった」...と。

 

 

 

 

 

 

終わりに

りゅうちぇるがテレビ向けにキャラクターを作っていることは誰の目にも明らかです。絶妙に、素直に正直に認めているのです。「キャラを作っている」と公言し、あえて隙を見せているというのもキャラで売れるためには重要な要素のひとつです。これは芸能界のみならず、サラリーマンの世界でも活用できる技なのではないでしょうか。ぜひ、応用してみてください。

 

ここまで巧妙にやってきたりゅうちぇるは、コメント力に磨きがかかり、空気を読んだ立ち居振る舞いができるようになってきました。今後は、ぺことめでたく結婚し、「夫」「イクメン」という新たなキャラを手に入れ、オネエ系の要素を少しずつ薄めていったり、といったキャラのマイナーチェンジも考えられます。抱えている要素が多いりゅうちぇるは、その組み合わせや変化の可能性も無限に持ちあわせているようです。