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有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

芸能・セレブの話題に社会問題を絡めて発信しています!

ダウンタウン松本人志の発言が影響力を持つわけ

エンタメ

 

毎週日曜日の昼過ぎから、ネット上にはダウンタウン松本人志さんのコメントを引用した数多くの記事がアップされています。そのすべてが、毎週日曜10時~放送されている『ワイドナショー』での発言を書き起こしたもの。裏番組の『サンデージャポン』にも個性豊かなコメンテーターが揃う中、なぜ松本さんのコメントだけがこれほどまでに抜粋されるのでしょうか?

 

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ジャンルを超えたコンサルタント松本人志

同番組のゲストコメンテーターは、小倉智昭さん、中居正広さん、泉谷しげるさん、東国原英夫さん、武田鉄矢さん、長嶋一茂さん、茂木健一郎さん、乙武洋匡さん、指原莉乃さんなど、クセ者ぞろい。中でも、社会学者・古市憲寿さんの「キスが嫌い。唾液の交換が苦手」などの不思議キャラを引き出したり、サッカー元日本代表・前園真聖さんをお酒ネタでイジり倒したりと、彼らをプチブレイクさせています。

また、『ダウンタウンなう』に目を向けても、松本さんは加護亜依さん、清原和博さん、上西小百合議員などの曲者たちをイジリつつも、ある意味適切なアドバイスを送っています。そうなんです!近年の彼は、「ジャンルや所属事務所の枠を超えてアドバイスを送り、魅力を引き出すコンサルタントのような立ち位置で活躍しているんです!

 

 

たけし&さんまとは異なる天才

松本さんのコンサルタント化は、やはり2009年の結婚と、その後パパになったことが大きいようです。『ワイドナショー』で家族に関するニュースが扱われると、庶民的・常識的な目線から発言していますし、父親が亡くなったときのエピソードなどは笑いを盛り込みつつも、しみじみと話していました。

その姿は、「いかに独自の視点や面白い切り口で話すか」にこだわり、研ぎ澄まされたひと言を放っていた結婚前とは異なります。そもそも、「天才」松本さんが庶民的かつ常識的な発言をすること自体が視聴者にとって新鮮なのです。

 

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ダウンタウンのごっつええ感じ』時代の松本さんと違い、「妻子に迷惑をかけられない」今の松本さんの発言はよくも悪くも常識的になってきています。『ワイドナショー』や『ダウンタウンなう』を生放送でなく収録放送にしているのは、失言を避ける意味合いもあるのでしょう。

 このあたりの「家庭を大切にする」というスタンスは、「結婚しつつも芸人らしい破天荒さを貫いてきた」ビートたけしさんや明石家さんまさんとは明らかに異なります。

 

 

福山雅治の結婚を予言した松本人志

福山雅治さんがラジオ番組『オールナイトニッポン』への出演を終了すると発表したとき、松本さんは、「楽しいラジオをやめるっていうのは『あれ? 結婚でもするんちゃうか』って思うんですよね」と発言 (予言) していました。

「フリートークは面倒くさいのよ。家族のことも全部しゃべらなあかんから。だからオレも結婚するとき、ラジオと『ガキの使いやあらへんで)』のトークはやめたんだよねー」

結果的にこの予想が大当たりだったのは、松本さんが “家庭人の視点”を持つようになったから...かもしれません。

 

 

終わりに

そんな家庭を守る父親になったからこそ、コンサルタントのような一歩引いた立ち位置が取れるようになっているのでしょう。

近頃の松本さんは、「家族のことをイジられて笑われる感じになるのはしんどい。オレのやりたい笑いとはちょっと違う」とも発言されています。これらの言動は、裏を返せば「積極的に笑いを取りにいかない」ということ。いったい松本さんはどこへ向かっているのでしょうか?

 

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もともと「笑いの求道者」と言われるほどストイックな人だけに、それが叶わなければいつテレビからフェードアウトしても不思議ではなく、少し心配です。

ただ、家庭人の視点を持った今だからこそ、「笑わせたい!」という呪縛から離れた、これまでとは180度違う視点からの作品をどんどん世に送り出してほしいなとも思います。映画監督としては苦戦が続いていますが、今の松本さんなら笑いを絡めなくても、新たな境地に立った唯一無二の作品ができるのではないでしょうか。

 

和田アキ子さんから、「芸能界のご意見番」の座を奪った形の松本さん。政治にもぐぐぐいっ〜と踏み込んだ発言 & 活動を期待したいものですね。