生涯現役！「永遠の若大将」加山雄三の波乱万丈人生！

加山雄三と言えば「永遠の若大将」ですが、若い世代の人たちにとっては「24時間テレビ」のエンディング「サライ」のおじさんとして有名なのかもしれません。そんな加山雄三さんは1937年4月11日生まれ。この年齢であの若さ！まさに鉄人であり「永遠の若大将」ですね〜 ☆

さて、そんな加山雄三さんは、ああ見えてトンデモない波乱万丈の人生を歩んで来られています。

サラブレッドとして登場 ☆

父は俳優の上原謙、母は女優の小桜葉子。まさに、芸能人になるべくして生まれた役者のサラブレッドだったのです。さらに、母方の血筋には明治時代に活躍したあの岩倉具視もいる、いわゆる名家の出身ということになります。そんな彼は慶応大学卒業後に映画デビューを果たします。その後、自らの通称「若大将」をタイトルに含んだ「若大将シリーズ」で不動の人気を得ることとなっていくのです。

「親の七光り」にとどまらない実力 ☆

両親が俳優だったということで、「あいつは親の七光りだよ」と見られがちですが、黒澤映画や名だたる名監督の映画に出演し、しっかりと結果を残してきています。その持って生まれたセンスは演技だけにとどまらず、音楽の分野でも才能を発揮し、多くの作品をヒットさせています。紅白歌合戦にも17回も出場しているんですよ！

趣味が豪快 ☆

加山雄三さんの趣味は実に多種多様なのですが、その中でも特に有名なのが海と船です。「光進丸」という自身の愛してやまない船は自ら設計するくらいの力の入れようです。また、ギターの腕前もプロレベルで、自らのシグニチャーモデルも発売されています。意外なところではゲーマーとしての側面。「バイオハザード」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズをやりまくっているようで、こちらも相当な腕前なんだとか。「バイオハザード」の広告に登場したこともあります。その他にも、料理、絵画、スキーなどなど、実に多彩です ☆

借金も豪快 ★

趣味が豪快だからでしょうか。それで作った借金もなかなかに豪快なものです。まずはじめに、彼の叔父さんが経営するホテルが倒産した際、その連帯保証人だった加山さんは20億円以上の借金を背負ったそうです。その莫大な借金はキャバレー回りなどをしながら少しずつ返済し、10年足らずで完済！

そんな借金で苦労したにもかかわらず、今度は自らの趣味であるスキーのために100億円とも言われる総工費をかけて新潟県に「加山キャプテンコーストスキー場」をオープン。。。したのですが、大赤字となり閉鎖することに。結局、「家も船も手放した」というくらいの借金を再び抱えることになったのです。しかし、さすがは若大将！そんな借金は屁でもありません！割と最近の話ですが、その借金もほぼ返済が終わった...らしいです。

卒婚を告白 ★

借金や浮気など、数々の危機を乗り越えた夫婦。借金完済後も仕事は順調で、健康で元気。夫婦円満な老後を送っているのかと思いきや、奥様はアメリカで暮らしているそうなのです。多額の借金、浮気、事業の失敗と、これまで数多くの危機を夫婦で乗り越えてきたというのに・・・一体何が起きたというのでしょうか？

妻の松本めぐみさんは、確定申告のためたまに日本に帰ってくることもあるようですが、基本的にはニューヨークに住んでおり、夫婦は別居状態にあるようです。実はめぐみさんがニューヨークで暮らす自宅は、40代の時に一度借金を完済し、家計に余裕が出てきた時に購入したものらしいのですが、次女で女優の池端えみさんもこちらに住んでいらっしゃいますし、電話での連絡はマメに取られているようです。

要は、特段不仲になったというわけではなく、お互いを尊重しての大人の老後生活を満喫している、といったところでしょうか。ちなみに加山さんご夫婦は、アメリカでの仕事や将来のために、グリーンカード（米国永住権）を取得しているそうです。

めぐみさん曰く、「主人はアーティストですので、日本や世界中で仕事があるとみなされているから、その収入を申告してしっかり税金を納めればいいんですが、私は妻ですから、半年以上アメリカに滞在しなければいけないというルールがあるんです。それを守らないとグリーンカードを剥奪されてしまいます。」

なるほど、

つまりはそういうことだったんですねー。

素敵な年の重ね方ですっ ☆