有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

芸能・セレブの話題に社会問題を絡めて発信しています!

【 歓楽産業とAKB48の関係 】 時代が求めるサービス提供とは

 

【 夜の歓楽街 】

日本娯楽産業の長い歴史の中で、富裕層や会社の接待などはクラブで遊び、庶民はキャバレーで遊ぶという構図がありましたが...

しかし、、、
21世紀以降、その両方を兼ね備えたキャバクラが繁栄を続けています。
キャバレーの大衆性とクラブのゴージャスさを併せ持っているキャバクラ...

利用したことのある男性であればご存知のことと思いますが、キャバクラとは、料金がキャバレーのように時間性であるということ、クラブのように男性に優越感を提供すること、が特徴となっております。
 
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ガールズバーの台頭】
そして近年では、

ガールズバーが急激に増えてきています。

これには理由があります。
つまり、風俗営業等の法律を上手くクリアーした形態として、ガールズバーという業態が生まれたのです。

このガールズバーは、女性がカウンター越しに接客をして、お酒の相手をするというもの...
キャバクラとは明確に違うサービスで、見事、一大ブームとなりました!
 


一方、

メイド喫茶とは】

警察の基準によれば、特定の女性が特定の客に20分以上ついて談笑等すれば「接待」にあたると言われており(20分ルール)、20分以上の接客の場合はキャバクラと同様、風俗営業法に基づいた営業許可を得なければなりません。また、18歳未満の雇用の禁止や営業時間等の規制も受けます。
そこでメイド喫茶のスタイルには工夫が施されました。

メイド喫茶では、店員の女性は客と談笑してすぐに2~3分で離れていきます。これは、風俗営業の「接待」に該当しないためなのです(メイド喫茶は18歳未満のJKがメインで風俗営業では無理なため)。
 

AKB48商法の戦略】
メイド喫茶の聖地、秋葉原からAKB48が生まれ、今や国民的現象になってしまいましたが、これは見事に、メイド喫茶のニーズの高まりを受けて少しだけアレンジされて世に出たアイドルグループということになります。
どこにでもいるような女の子が、けっして高嶺の花ではなく、割と身近に感じられる庶民のアイドル...
まさに、時代に合った形で提供されたサービスなのです。
 
【まとめ】
とはいえ、ガールズバーに関しては
近年、取り締まりが強化されてきています。
規制逃れのために雨後の筍ような広がりを見せたガールズバーでしたが、風俗営業ではないとの建前に女子高生を雇用し、急性アルコール中毒で死亡させるなどのトラブルが相次ぎ、当局としても徹底した取り締まりに動き、近年の開店ラッシュは落ち着いたようにも思います。
AKB48に関しても、握手会などの特典で売り上げを伸ばすCD販売の在り方に非難の声も聞こえてきます...

いずれにしても、犯罪と隣り合わせの産業ではありますので、関係者や当事者の皆さん、十分に気をつけて営業していってくださいね
( ´ ▽ ` )ノ