過激な嵐ファンとタメ口タレントにみる日本の暗い未来
「アラシック」という言葉、何だかわかりますか?なんだろう?...薬か何かの名前かな?どっかの工務店の名前かなぁ?それとも、荒っぽいレーシック...??
特にカッコいいフレーズでもなく、語呂が素敵なわけでもないこの言葉...実は、ジャニーズファンにはお馴染み、「熱心な嵐ファン」のことなんですね〜。
「へぇ〜〜〜」
その語源は、2006年にリリースされた嵐の6枚目のアルバム「ARASHIC」です。この意味は、「嵐らしさ(ARASHI+CHIC)...
これは松本潤が「嵐病(ARASHI+SHIK )になるほど夢中になってほしい」という思いから考案されたと言われています。今では、「熱心な嵐ファン」というよりも、「痛い嵐おたく」と捉えられる傾向すらあります。
《過激な嵐ファン》
例えば、
ライブで「アラシック」同士が大喧嘩したり、路上で奇行を繰り返したり...
それは、2015年のクリスマス・イベントでも起こります。ミュージックステーションで嵐が登場した時のこと。一部のファンが通路サイドで二宮和也をタッチ 。
すると、他の「アラシック」が過剰に反応し、タッチした女性ファンは特定され 、ツイッターで猛攻撃を浴びてしまったのです。人格を否定する物騒な言葉の嵐 、誹謗中傷の嵐が巻き起こってしまったのです!
「あ〜女の嫉妬は恐ろしい」
この一件で、被害を受けた女性は恐怖のあまり外に出ることができなくなってしまいました...
引きこもりに...
しかし、このようなバッシング自体は、「アラシック」においてけっして珍しいことではありません。むしろ、いかにも起こしそうな騒動...の一つに過ぎません 。
皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね!

《お金のかかるファン活動費》
熱心なファンであればあるほど、グッズ代、コンサートチケット代、遠征費などに多額のお金がかかってしまいます。
2015年秋、こんな事件が起こります。
嵐大大大好きな「アラシック」の一人Aさん(10代の少女)は、「遠征費がたりないなー。どうしたらいいかなー?」と頭を悩ませた末...自作自演の誘拐事件を引き起こしてしまったのです!
なぜ...そこまで...
《タメ口な人気タレント》
時代が変わってしまったからでしょうか?近頃は、「タメ口」の若者が増えていますよね。私の周りでもそうです。無礼だな、生意気だな、と思うこともあります。
あ〜日本の美徳が...失われていくぅ〜〜〜
例えば、ジャニオタであれば怒るであろう、キムタクへのタメ口 by ニコル
しかし意外や意外!ニコルの言動はもはや世間の常識なのでしょう。特にTwitterなどで炎上することはありませんでした 。
振り返ってみると、
人気絶頂だったデビュー当時のマッチ( 近藤真彦)は、あの天下の美空ひばりに対して「おばちゃん、歌上手だね」と言っちゃいました。つまり、ジャニーズとジャニーズ・ファンには、儒教の精神は存在しないのです。
日本の未来はいかに?!^_^;

さらに、俳優・高橋克実のことも親しみを込めて「おはげちゃん」と呼んでるらしく、確かに、これが年上に気に入られる彼のキャラクターであり魅力なのかもしれませんが、一般的にはあまり広まってほしくない傾向ではあります。
そんな彼は、後輩のHey!Say!JUMP・山田涼介にこんなアドバイスをしています。
「先輩にはどう思われてもいい」
「先輩はどうせ先に死ぬから」
「逆に後輩には優しくしよう」
「後々良く言ってもらえるから」
《ローラの存在》
タメ口タレントとしてメディアで一番目立っているのはやはりローラでしょう。
『徹子の部屋』に出演した際、ローラは徹子と初対面。初めは敬語混じりで話していたのですが、「ちゃんと敬語も言えるんですってね」と言われ、「話せる、話せる~!」とタメ口で対応しちゃいました^_^;
これはもう、彼女の才能ですね!

《まとめ》
多くの嵐ファンにとって、あまりにも過激すぎる一部の「アラシック」の言動は迷惑な話であり、社会問題の一つにもなっていますが、周囲の方々は、無用なトラブルに巻き込まれないよう注意するしかありません...
目上の人に敬意を払うこと!
年配者を大切にすること!
迷惑をかけないこと!
今日本は、この美徳が失われつつあります。安易な笑いのために「タメ口」は有効だ。そんな空気が蔓延し始めています 。日本の未来は本当にこんなことで良いのでしょうか?