最愛の夫亡くしたセリーヌディオン長男の誓い
最愛の夫が突然亡くなったらあなたはどうしますか?悲しみ、泣き崩れ、何をしたらいいのか、どう生きていったらいいのかわからなくなってしまうのかもしれません。
しかし「時」の経過は、僅かずつながらも必ずあなたの悲しみを癒し和らげてくれます。
例えば、1年前に30歳の若さで夫を亡くしたA子さんは、「子供がいるからどうにか頑張ってこれていますが、(夫の)死の直後は私も死にたかった...」といいます。
《突然死》
A子さんの夫は突然死で亡くなりました 。直前まで家族4人で仲良くお風呂に入り、和気藹々(^-^)
そんな最中、「何か体が変だ」と訴えたかと思うとすぐに、心肺停止となりました。心肺蘇生を試みますが、懸命な頑張りも虚しく...夫は二度と目を覚ますことはありませんでした。
1年経った今でも、その時の光景が脳裏に焼き付いています。「最期の1秒までそばにいたかった」...そんな痛みを感じるほどの寂しさがこみあげてきます。
いろんな思いがあるけれど、最愛の人を失った時、どう生きていけばいいのかわからない
辛すぎて頑張れないときだってあります。それでも人は、何かに支えられながら最期のときまで生き続けていかなければなりません!
《セリーヌ・ディオン、余命僅かの夫を支え続けた末に》
世界中の傷ついた人たちに勇気と希望を与え、癒し続けてきた歌手のセリーヌ ・ディオンさんは今、最愛の夫を咽喉がんで失い、悲しみに打ちひしがれています。
・晩年は、自分で食事を摂ることも出来なかった夫...
・栄養チューブをつけられた夫...
(どんなに苦しかったことだろう)
《夫へのメッセージ》
夫と子供たちの世話を甲斐甲斐しく行っていたセリーヌは2015年、ラスベガス公演の再開を決意!夫の体調を考えるとかなり難しい決断ではあったのですが...
これは夫が熱望したこと
「これは大切な仕事なの。夫に、”大丈夫””子供たちのことは心配しないで”と伝えるために」
《夫から最後のメッセージ》
「君の腕の中で死にたい...」
そして、
《2人の馴れ初め》
1960年代にカナダのポップ・シンガーとして活動していたアンジェリルは、当時まだ12歳だったセリーヌ・ディオンを発掘した後マネージメント業へ転向。
これが、2人が公私ともにタッグを組むことになる運命の始まりだったのです。
そして2人は1994年12月に結婚。現在、15歳の長男と、5歳になる双子がいます。
《セリーヌへの追い討ち》
最愛の夫を壮絶なガン闘病の末亡くし、悲しみに暮れるセリーヌ(47)は、またしても大事な家族を失いかけています。
現在、セリーヌの兄ダニエルさん(59)もガンに侵されており、「残された時間」はあと僅か...
夫が亡くなった2日後に、天国に行ってしまいました。
14人兄妹の末っ子であるセリーヌは兄や姉と仲が良く、最愛の2人を立て続けに失ってしまいました...
《セリーヌ長男の誓い》
セリーヌ・ディオンの長男が、亡き父の葬儀で立派なスピーチを披露しました。
「15年という時間…。それは息子が父を知る期間としては、長いものとは言えません。」
「お父さん、あなたは忙しかった。でも僕達はゴルフやホッケー、ポーカーをして理解を深めたね。そして燻製肉など、美味しい物もたくさん食べた。そして時の経過とともに絆を深めたんだ。」
「お父さんは、僕が弟たちと共有すべく楽しい思い出を十分残してくれたね。弟達の成長をお父さんは見守れないけれど、僕がお父さんの教えを伝えていくよ。お父さんは、まねできない偉業をのこした。でもお父さんの助けがあるから、きっと大丈夫。ここで約束するよ。僕達は、お父さんの期待に応えてみせる。」
死ぬ間際まで妻セリーヌを気遣い、仕事への意欲も失わなかったアンジェリルさんの生き様を、息子たちも母と共にしっかりと見届けたのです。
いかがでしょうか。
人生は楽しいことばかりではありません。苦難の連続です。つらい別れもあります。
それでも、生きていればまた良いこともあるでしょう。そんなお話を、最後にお届けしたいと思います。
《大切な人との死別を経験をした人のその後の人生》
夫との死別から数年...再婚して、新たな家庭を築き幸せに暮らしているY子さん
「でも...今でも時々涙が溢れることあるんですよ」
「ときどき、死について考える事があるの。ひょっとして明日死ぬかも知れないなーとかね。」
生と死は表裏一体。
亡くなった人とは現世では会えないけど
あの世で必ず会えると信じています。
私はその時を楽しみに今日を生きているのです。
現世で苦労や喜びを沢山感じ、先に逝ってしまった最愛の人たちに、いつか
『見て見て!こんな事あったんだよ』と伝えることができると信じています。
そして、逝ってしまった人たちは、いつでも私たちを見守ってくれている。そんな気がします(^-^)
Y子さんはそう語り、今を生きているのです。
(悲しみに暮れている方々へ)
私自身、ひどい悲しみからなかなか立ち直れず、長い期間深い闇に沈み込んでいたことがあります。
それでも光は見えてきました。つらく厳しい冬を過ぎると必ず春が訪れるのです。
時の経過とともに...
周囲の人たちに支えられながら...
さあ、笑顔を思い出して。
上を向いて、怖がらず、また誰かを愛していってくださいね。あなたが再び幸せになってくれる事を心より願っております(^-^)