【自殺はダメ!】芸能人のイジメ体験告白から学ぶこと
青少年のいじめ被害が後を絶たず
被害者たちは自殺に追い込まれています
私たちは単なる傍観者にならないために何をすべきでしょうか?
いじめを体験した人たちの話を元に、少し考えてみましょう。
いじめを受けた経験のある芸能人
今や華やかな芸能界で大活躍している有名芸能人の中にも、過去に壮絶ないじめ被害を受けていた方たちがいます。たとえば俳優の岡田将生や松坂桃李、水嶋ヒロ、SMAPの木村拓哉、女優の戸田恵梨香、モデルの押切もえなど。他にも例を挙げればキリがないほど多くの被害者が確かに存在しているのです。
鼓膜が破れた手島優さん
グラビアアイドルの手島優さんは、小中学校の約5年間にわたり周囲から無視されたり教科書を隠されたり石を投げられるなどのいじめに遭っていたそうです。男子生徒に廊下を引きずり回されたり、上履きで殴られ鼓膜が破れたこともあったとか。ひどい話です。
森三中の大島さんも被害に
お笑いトリオ・森三中の大島美幸さんの壮絶ないじめ体験は、夫で放送作家の鈴木おさむ氏によって舞台化されました。大島さんは小学校3年生から中学2年生までいじめを受け、裸で土の中に埋められたり、バスケットボールを顔面に投げつけられるなど陰惨なものだったといいます。また、大島さんはいじめられる前はいじめる側であったことも告白しています。いじめっ子に逆らえず、言われるがままにいじめに加わっていたそうです。彼女は「やめよう!」...と言う勇気がなかったことをすごく後悔しています。
いじめたことを悔いているダウンタウンの松本人志さん
ダウンタウンの松本人志さんは小学生の頃、足の悪いクラスメイトを何度かいじめてしまったと後悔しています。ある日松本さんがその級友の家に気まぐれに遊びに行った時、息子が友達を連れてきたことを喜んだ母親から「ありがとうね。仲良くしてあげてね」と嬉しそうに何度も感謝され、罪悪感に苛まれ...心の中で何度もゴメンなさいって思ったそうです。
芸能人からのメッセージ
いじめ被害を受けた経験を持つ芸能人たちは、現在いじめられている人たちにこんなメッセージを送っています。元AKB48の秋元才加さんは「孤立して自分だけで抱え込んでしまわないでね」「自分の気持ちを必ず誰かに伝えよう」と言っています。
「時間がかかってもいい。探してみよう。本当に話せる誰かを」
歌手でタレントの中川翔子さんは「死ぬという選択だけはしないでほしい。絶対に、未来には生きる価値がいっぱいいっぱいあるのだから。」と語ってくれています。
「いじめをするくだらないやつの人生より、よっぽど幸せな未来が待っているのだから」
現在大活躍している (あなたにとって憧れの存在でもあるであろう) 芸能人たちのいじめ被害告白は、今まさにいじめを受けている人たちにとって少なからぬ希望や勇気を与えていることでしょう。それでも、苛烈ないじめを受けた人たちの心の傷はそう簡単には癒えません。声優の春名風花さんはこう語っています。
「言われたことは記憶喪失にでもならない限り、ずっと、お腹にたまった石ころみたいに残るんだ」――。
たとえイジメの加害者にならなくても、傍観者であればイジメているのと何ら変わりはありません。
傍観者のあなた!勇気を持って「ストップ!」をかけてあげましょう!
被害者のあなた!勇気を持って誰かに助けを求めましょう!
加害者のあなた!...あなた自身が虚しくなるだけですよ。