有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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地下鉄で女性に席を譲る大スター☆キアヌ・リーブス☆

 

17歳で映画の世界に入り、「スピード」で一躍有名になったキアヌ・リーブスはその後、「マトリックス」3部作で巨万の富と名声を手に入れました。しかし、キアヌは他のハリウッドスターと違い、「豪邸に住まない」「ボディガードを雇わない」「ブランド品を身につけない」・・・

 

ときに、ボロボロの靴を履き、ホームレスのような暮らしをしながら街をうろついたりしていました。

 

 

そんな彼が、ようやく家 (マイホーム) を手に入れ、周囲を安心させてくれるようです。これまでのジプシーのような生活から脱出...してくれるといいですね!

 

 

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贅沢をしないキアヌ・リーブス

 

 

 

◉ 大半の財を寄付し、身なりを気にしないハリウッドスター☆

数多くのヒット作に主演し、経済的に貧窮しているはずのない俳優キアヌ・リーブス(52)。しかし彼の暮らしぶりは非常に質素で、莫大なギャラを手にするハリウッドスターとはとても思えないほど。

なぜなら彼は、一流の俳優であるにも関わらず、富をひけらかすことなく、煌びやかに着飾ることもなく、その財のほとんどをチャリティ団体に寄付しているからなんです。それにしたって、「あまりにもみすぼらしくホームレスみたいだ」と心配されていた彼が、ようやく家を購入してくれました。

 

実は本人も、(これまであたかもジプシーのように暮らしてきたがゆえに)「家があるって本当に素晴らしい!」と実感しているようです。

「僕は何年もの間、ちょっとしたジプシーのような暮らしをしていて…。仕事をしてはLAに帰る。そして家を借りるんです。そんな生活が続いたので、家が欲しくなってしまいました。」「だから2年間、家を探しまくったんです。」

 

そんな彼はよく一人で行動します。ベンチで一人寂しそうにサンドイッチを食べたり、物乞いにお金を渡したり、カップケーキにろうそくを立てて道端に座って一人誕生日会を開いたり・・・

 

変わっている、といえば変わっている人なんです。

 

 

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◉ ジプシー・ライフから農耕民族への転換?

そんな彼が、

『ああ、ここだ。ここだよ!』って家で暮らすことになったんです!どんな心境の変化があったのでしょうか?

 

ただ、“自分の家がある”という現実から、キアヌはこれまで感じたことのなかった感情を持つようになったそうです。

「安全な場所。休むことのできる場所。考える場所。落ち着ける場所。人をもてなす場所。そういう場所があるって素晴らしいことですね。」

 

 

「高級車を買わない」「自分の好きなバイクだけに乗る」

 

そんな彼は「マトリックス」の報酬の7割を病院に寄付したと言われています。そして、「この映画の成功はスタントマンがいたおかげだ」として、スタントマンを務めた12人にそれぞれハーレーダビッドソンをプレゼントしたそうです。

 

そして、2作目「マトリックス リローデッド」で得た報酬1億ドル(約100億円)のうち7500万ドル(約75億円)は映画のSFXスタッフや衣装デザイナーたちに均等に与えたそうな。。。

キアヌ曰く、「裏方の彼らが最も大変な仕事をし、最も偉大なんだ」そうです。

 

 

 

◉ 人格者、キアヌ・リーブス

キアヌはとても質素で、「お金や物があっても幸せになれるワケではない」と信じているのだそうです。そんな彼は、「素晴らしい!」と認めた俳優を全力で支持し、自らの報酬を減らして彼らにチャンスを与えます。「ディアボロス/悪魔の扉」でアル・パチーノを招くため (より良い映画を製作するため)に、自ら180万ドルの報酬を減らしたこともあります。

「リプレスメント」では、ジーン・ハックマンに出演してもらうため、自分のギャラを大幅減額しました。「マトリックス」でアクション指導を務めた陳虎(タイガー・チェン)のためには、一流映画製作会社の依頼を (2本も) 断ってまで、映画「ファイティング・タイガー」の脚本を編集し、自ら監督までやってのけました。

 

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「金銭は私にとって最も気にしないもの。すでに、今の富で数世紀は生きていける。ならば、最も必要とする人に差し上げた方が良い。」

 

 

 

 

キアヌ・リーブスという男は...

1964年9月2日生まれ、レバノン生まれのカナダ人ではありますが、両親の影響で多くの血を引き継いでいます。キアヌ3歳の時に両親は離婚。そのため、各国を転々とする生活を送り、幼少の頃、父親が刑務所に収容されてからは会っていないそうです。

その後は、親友や大切な恋人事故で亡くしたり、と辛い経験を多く重ねてきているのです。先に、病院に多額の寄付をしていると記載しましたが、それは白血病を患っている妹のためです。収入の大部分を、白血病の専門病院に寄付しているのです。

 

 

 

 

◉ 自然体でカッコよく生きる男、キアヌ・リーブス

「無精髭」「髪はボサボサ」「金銭にまるで執着心がない」

 

可能な限り寄付をし、履き潰した靴にガムテープを巻いて履き続け、食事はお腹が空けばサンドイッチを買って適当に小腹を満たす。

移動には地下鉄を利用することが多く、客が多くなればさっと立ちあがって女性を座らせることも。

 

 

「お金についていえば、僕が一番考えていないことです。すでに稼いだお金で食べていけますから。」

 

「十分に稼いだんです。でも僕は人生を楽しみたい。だから口座の開設なんかにストレスを感じず、大金を寄付してシンプルに生きるのです。」

 

「大金なんかより元気でいる方がずっと重要なんです。」

 

 

稼いだお金で豪邸を購入したり、外見上の欲求を満たしているセレブたちが多い中、キアヌ・リーブスは、物やお金に執着することなく質素に静かに生きてきました。そんな彼を、これからも応援していきたいと思います☆