有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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信頼できる、実行力のある政治家はいずこに?福祉充実の実感なく消費税増税はダメ!

 

2017年度の衆院選を前に、有権者たちは迷っています。困っています。

 

「投票したいと思える政治家が一人もいない」と。

 

 

 

 

年金の受給額が減って嘆き悲しむ定年退職者

「今月も年金の受給額が減っている」

10年前に定年を迎えたAさん (70代男性) は年金生活を送っているのですが、近年、2ヶ月に1度届く明細書を見てがっかりです。

 

目減りしていく年金の分をなんとか埋め合わせしようと、これまで趣味で楽しみにしていた本の新刊購入をやめ、図書館に通うようになりました。さらには、これまた楽しみの一つだった晩酌のビールを控えたりして節約を心がけるようになったのです。

それでも、スーパーなどで8%の消費税が上乗せされると思わぬ負担にため息しか出ません。

 

 

「どこかに、福祉を充実させてくれる真の政治家はいないものでしょうか?」

 

 

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「消費税増税...」でも福祉の充実感がない日本

Bさん (70代男性) は15年前に前立腺がんを患い全摘出しました。今も3ヶ月ごとに経過観察で通院し、再発すればまた医療費の負担がのしかかってきます。また、今後は介護の負担が出てくるかもしれません。

「でも、子供たちには迷惑はかけたくない」

 

いずれは、妻と一緒に有料老人ホームに入居しようと思っていますが、最低でも2人で月20万円はかかります。

「あ〜、日本が北欧のような国だったらいいのになぁ」

 

北欧では、20%以上の高い消費税をとっていますが、その代わり、手厚い社会保障 (福祉の充実) が実現されているのです。

一方の日本では、消費税率が上がっていても、それに比例して社会保障が手厚くなっているかといえば、けっしてそうではありません。

 

2019年には消費税が8%から10%に引き上げられる予定ですが、「納得いきません!」

 

 

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国の借金1,000兆円!

Cさん (40代男性) は、スマートフォンで株の値動きや為替レートをチェックしています。「家族を守るため、稼ぎが少ない分、投資で補っていくしかない」

Cさんは、父親アルコール依存症だったため、子供の頃は貧しい生活を強いられていました。「自分の子供たちにはそんな想いはさせたくない」

 

それでも、国の財政状況が当時の家計と重なります。いくら日本が経済大国と誇っても、実際のところは身の丈を超えた支出を繰り返し続けた挙句、国と地方の借金は1,000兆円を超えているのです。

そんな状況を放置した政治家たちに憤りを感じています。

 

将来的には、財政破綻で急激なインフレや円安が起きる可能性もあり得ると思うのです。

 

 

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信頼できる、実行力のある政治家はいずこに!?

確かに、財政状況を少しでも改善させていくためには、2%の消費税増税はやむを得ないことでしょう。それでも、そんなことくらいでは焼け石に水です。

もっと根本的な改革が必要です!

 

目指すべき社会のビジョンを明確にし、税や社会保障のあり方を抜本的に見直さないと、消費税だけを議論しても全く意味がないのです。

にも関わらず、今の政治家たちはどいつもこいつも。。。

 

与党も野党も皆、自身が選挙で当選することばかり。それだけが目的であり、具体的に国民のためにどんな政治を行っていくのか、きちんとしたビジョンを示せている人は一人もいません。

本当に、自分の地位と名誉とお金のことばかり。

 

どこかに、気骨ある真の政治家はいないものなのでしょうか?

おそらくいないでしょうね。

 

そうであれば、これまでのような汚い政治体制を一新し、利権で繋がる集団の神輿として政治家を立てるのではなく、(悪いことができないよう) 厳しい監視体制のもと、政治家に駒として働いてもらうほかないようです。

政治家という職業の代替として、AI (ロボット) の力が必要なのかもしれませんね。

 

 

選挙には、該当者なしの選択肢もありだと思いませんか。

 

該当者なしにされた候補者は立候補の資格を逸して他の候補者を待つ。他の候補者がいなければいないで議員定数が自然に削減されてよし!

ろくな政治家が出てこない今、こうした荒療治的な策も必要なのではないでしょうか。