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エボラ出血熱の死者!感染ペース上昇の兆しか?

最近聞かなくなったエボラ出血熱ニュース

世界保健機関(WHO)の発表によると、昨年春に西アフリカで流行したエボラ出血熱の死者は約1万人。感染者数は2万数千人。今も続いています。

特に、リベリアシエラレオネ、ギニアなどが多いですね。

 
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感染ペースが再上昇?

昨年春に感染が確認されたエボラ出血熱騒動から約1年...

感染拡大のペースは弱まったものの、まだ完全に収まったわけではないようです。1月にも数十人が新たに感染しています。

2月にも、新たな感染者数が百数十人となっており、再び感染ペースの上昇が懸念されています。

 

日本の薬が効果を発揮

そんな中、富士フィルムグループの富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン錠」は、感染者に対して確実に効果をもたらしているようです。

 

エボラ出血熱はいつから?

 

1976年、スーダン南部で工場勤務の男性が出血熱様症状を示し、次いで他の男性2人も同様の症状で倒れました。

これが初めてエボラ出血熱と認識された事例です。この3人の患者を源として家族内、病院内感染を通してエボラ出血熱の流行が拡大し、約300人が発症、内半数が死亡しました。

同年、コンゴ民主共和国(旧ザイール)でも男性1人が症状を訴え、その患者の治療・看護を通じて大規模な流行が発生しました。

300人以上の人々が感染し、その多くが死亡しました。これらが初めて確認された流行です。

 

そもそもエボラ出血熱とは...

 

最初のエボラ出血熱発見以降、継続的に患者数・志望者数を増やしてきていますが、そもそもエボラという名前は、最初の患者の出身村を流れるザイール川支流の名(エボラ川)に由来しています。

アフリカでのエボラ出血熱の流行を調査すると、ヒトからヒトへの感染の拡大は、貧しい医療衛生環境での注射器・注射針の使い回しや家族内での濃厚な接触が原因です。

(エボラウイルスの宿主は、アフリカに生息するコウモリであることがわかっています)

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