約束違うTPP〜次々と制度改悪させていくアメリカのしもべ安倍
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加12カ国は、協定内容について大筋合意に達しました。今後、必要な手続きが順調に進めばTPPは来年にも発効されるかもしれません。
狡猾な安倍政権がバカな国民を騙すために言っているTPPのメリットというものをまずはみてまいりましょう。
◯消費者にとってのメリット
TPPによる関税撤廃で輸入品の値が下がり、特に、外国産のワインや乳製品などの食料品は今よりも身近な存在になりますよ〜!バッグや靴などのブランド品も安くなりますよ〜!
◯日本の主力産業のメリット
日本がTPPに参加した場合、輸出増により自動車・電機などの製造業界はホクホクですよ〜!
◯サービス産業のメリット
少子高齢化で市場の先細りが避けられない小売業界にとって、経済成長や人口増で消費意欲が旺盛なアジア地域の取り込みができるのは大きいですよ〜!
海外進出する際のルールがわかりやすくなれば、高品質やきめ細やかさをウリにする日本企業らしいサービスが海外で安心して展開できるようになりますよ〜!
◯著作権保護のメリット
TPPのルールで模倣品や海賊版の取り締まりが強化されますよ〜!
(著作権の保護期間は、現行の「著作者の死後50年」から「70年」に延長されるようです)
◯農業のメリット
(TPP交渉の結果で最も注目されるのは 国内農業への影響ですが...)
コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖を農産物重要5項目と位置づけ、関税撤廃から除外しますよ〜!

しかし!!!!!
安倍政権や官僚たちが、国民や関係産業団体に隠しているデメリットや、隠すつもりはなくとも無知のため把握していないデメリットもたくさんあるのです。
◯デメリット
わかりやすいところで言うと、国内生産者へのダメージがあります。
特に、日本農業は生き残りのため厳しい構造改革を迫られることになります。
(農家を守ると、税金の無駄遣いにもなります)
また、米国やオーストラリア、ニュージーランドなどから安価な肉や乳製品の輸入が増えれば、価格競争で日本は完敗です。(ブランド化で差別化を図れればいいのですが...その多くは敗れ去り、国に泣きつき、農家同様税金でカバー・保護されることにもなりかねません)
そして
アホな消費者たちは、輸入食品の値下げを手放しで喜んでいますが、2017年に再度の消費増税が予定されていることを忘れてしまっているのです。
デメリットは他にもた〜くさんあります!よ〜く考えてみてくださいね。
これから益々広がっていく国境をまたいだ通信販売など、インターネット上の商取引の分野では、消費者保護の環境整備や個人情報保護が不十分です。安全・安心が全く保障されていません。
漫画やアニメなどの著作権使用料に関しては、ディズニーなど強力な作品を持つ米国の優位性が高まっていきます。

イチゴなどのブランド・フルーツも、TPPで貿易手続きが迅速化されればより新鮮な果物を海外市場に届けられるでしょう。
たとえばそんなようなメリットを前向きに捉えつつも、まだまだ表面化していないデメリットたちを見逃さないようにしなければなりません。
ご存知の方がどれくらいいるのかはわかりませんが、既存の国内生産品目の中にも、数多くのデータ捏造・改ざん、情報非表示・非公開にされている有害物質基準値を超えた食品が存在するわけなのですから...
TPPが始まって海外から様々なものが自由に入ってくるようになると、、、
恒例のお役所仕事にやられ、国民は騙され続けていかなければならないのかもしれませんよ。
皆さんも、「世の中はいろんなことが情報操作されているんだよー」「隠蔽されているものもあるんだよ〜」ということをしっかりと認識した上で、賢く生きていってくださいね(^-^)
それでは( ´ ▽ ` )ノ