末期の肝硬変と家族の裏切りに阻まれた幸せライフ〜林葉直子
元女流棋士の林葉直子さん(48)は2014年、自身が末期の肝硬変であることを告白しました。末期というのはつまり肝不全寸前...
「いつ死んでもしょうがない」
と死を覚悟した林葉直子さん。その後の容態はどうなのでしょうか?そんな彼女の壮絶な人生を振り返ってみたいと思います。
林葉さんと言えば、当時としては珍しい女流棋士であり、その上美人だったことから何かと話題になっていました。テレビや雑誌などのメディアでもてはやされ、非常にファンの多いアイドル的存在でした。
しかし...
【何かと話題の林葉さん】
【変貌した林葉さん】
2014年、自身の病をテレビを通じて公表した際の彼女の変貌ぶりに、日本国民は皆その目を疑いました。
「これがあの林葉直子?」
「嘘だろ?」
そこには、かつての色艶は一切なく…
頬がこけ歯並びガタガタのまさかの姿が...
とても40代とは思えない老女のような姿になっていたのです。
【肝硬変の症状】
林葉さんが2006年から患っているという肝硬変ですが、初期症状には倦怠感や吐き気、むくみ、食欲不振、腹部の張りなどがあります。重症化すると腹水や意識障害をもたらします。病気は違いますが、晩年の川島なお美さんは腹水で随分苦しんでおられましたね。
林葉さんも、あれほどやせ細っているのに「お腹だけがポッコリ出ている」と言っていましたから、すでに腹水の貯留があるのではないでしょうか?
【治療法は?】
困ったことに、静脈瘤などの合併症も抱えている林葉さん...
鎮痛剤では抑えられないほどの痛みがあるのではないでしょうか?せめでもの対処法は、症状を緩和するくらいしかないのかもしれません。一般的には、残された肝機能を助け肝臓がんへの移行を遅延させることが必要になります。しかし、死滅した肝細胞を再生する手段はありません。
林葉さんの現状はどうなっているのでしょうか?心配です...
【林葉さんの覚悟】
過度のアルコール摂取が病気の原因であることを認識している林葉さんは、絶望的な状況を受け入れている様子です。
※ C型肝炎ウイルスや自己免疫性肝炎による肝硬変なら、治療法が発展してきているのでまだ何とかなるのかもしれませんが...
【女流棋士人生...】
出身地は福岡県福岡市
11歳で女流アマ名人戦優勝
14歳で最年少女流王将に。
その実力と美貌もあって、林葉さんは人気急上昇。時の人に...しかしその後は中原名人(66歳)との不倫騒動で世間を賑わせ、その事が原因で対局をドタキャンしたり失跡したり...ついには、日本将棋連盟から破門されてしまいました。
【壮絶な人生は借金地獄から始まった】
稼いだお金の管理は両親に任せていた林葉さん。両親が「新築の家が欲しい」と言えば「いいよ」と承諾するも、まさかのローンを組んでまでの大豪邸に!
その後も、両親は車を何台も購入したりと豪遊三昧。林葉さんのお金は全て使われ、挙句の果てには借金まで背負わされてしまった
そうです...
【破天荒な生活の末...】
子供は親を選ぶことができません。かわいそうな林葉さん...
ヤケ酒が原因で肝硬変になってしまった林葉さんは当時、いったいどんな酒の飲み方をしていたのでしょうか?
ワイルドターキーを1日1本!
吐いては寝るの繰り返し!
【そして今...】
父親が残した借金で自己破産し、自身は肝硬変に陥ってから10年...
「残り少ないであろう人生を笑って過ごしたい」
と病院を出て、現在は福岡の自宅で一人暮らし。タロット占い師としてホームページを作り、体を療養しながら活動しているようです。
きっと・・・両親のお金に対する欲望に耐えられなくなって男に走ってしまったのでしょう。それにしても神様はなぜ、林葉さん一人にこれほどまでの試練を与えたのでしょうか?
彼女自身は「生かされている意味」を噛み締めながら残された人生を悔いなく過ごす覚悟でいるのでしょうね!