号泣県議発言から学ぶ「記憶障害」の悲劇
10〜20代のスマホユーザーの1割以上が「記憶障害」
恐ろしや〜〜〜
恐ろしや〜〜〜
あの歴史的珍事であった「号泣会見」から始まり、2015年11月の初公判ドタキャン
逃げちゃあかんよっ
「日帰り出張を繰り返した」...などとうその報告書を提出し、913万円をだまし取った罪に対し野々村被告は
「覚えてません」
を繰り返すのみ...
一般生活における行動確認にさえ
「覚えておりません」
「記憶がございません」
「分からない」
「今となってはわからない」
などと口にするだけ...
記憶障害であることを主張しています。
《記憶障害とは》
記憶障害とは、その名の通り自分の体験した出来事や過去についての記憶が抜け落ちてしまう障害のことを言います。認知症の中核症状のひとつでもあります。
私たちのような自覚のある物忘れとは違い、自覚がなく、それゆえに日常生活に支障が出てきます。
《記憶障害となる原因》
《その他記憶障害の原因》
「お酒を飲んで忘れてしまおう」と思って、それで本当に忘れたかったことを忘れられたこと、ありますでしょうか?
むしろ飲み過ぎて嫌なことや不安なことが増したりしませんか?もし、飲み過ぎて記憶を失くしたとしたら、それは「記憶障害」です!
お酒で記憶がなくなる現象は「ブラックアウト現象」「アルコール性記憶障害」「アルコール性健忘症」などと言いますね(^-^)
脳内のアルコール濃度が増してくると、ここで記憶の障害が出てきます。
「覚えていない」
「どうやって帰ったのかわからない」
ということになるのです。
《globeのKEIKO》
2011年、くも膜下出血で倒れ現在も闘病生活を続けているKEIKOさんは、後遺症の記憶障害と闘う日々を過ごしています。夫の小室哲哉さんは、献身的に彼女を支えているようですが、KEIKOさんが元通り歌えるようになり、globeに合流できるのはいつになるのでしょうね …
《我修院達也(若人あきら)失踪事件》
1991年、静岡県熱海市の防波堤で釣りをしていた若人あきらさんは行方不明になり、警察に届け出が出され、3日後に発見されました。頭部を強く打撲した時に起こる「一過性の全健忘症」。つまり、一時的な記憶障害となった事件は当時ワイドショーで連日報道されていました。
《うつ病からの記憶障害》
うつ病は、職場での失敗や人間関係からくるストレスの積み重ねなどが要因となって発症する可能性があります。また、性格が真面目で責任感が強い人は特に病状が悪くなるようです。この病気で部屋にこもりきりになり、人とあまり会わない、行動も減り思考能力も低下...
さらに、薬の作用により集中力が低下して、外からの情報も入りにくくなる...
このような環境下に長いこと身を置いていると、記憶障害になる場合もあるのです。
大事な家族や仲間たちが記憶障害になってしまったら...
ショックですよね。つらいですよね。しかし、一番つらいのは本人です。周りの人たちがきちんと理解してあげ、時間をかけてゆっくりと見守りながらサポートして行くことが大事なのではないでしょうか。
野々村被告の場合も、何らかの原因により本当に記憶障害なのであれば、まずはきちんと治療に専念していただきたいものです。
ただし、責任はきっちり取ってもらわないと困りますよ。