政治家と地方公務員、無駄を削減しよう
政治家や公務員たちに対して、以下のような声をよく耳にします。
「大して働いてもいないのに人員が多すぎる」「社会に貢献していないのに待遇が良すぎる」「彼らの給与こそ税金の無駄遣いだ」「おしゃべりして暇そうにしている市役所の職員、要らないんじゃないの?」など。
中には本気で業務に取り組んでいる方もいらっしゃいますから、彼らをひとまとめにして「無駄」と決めつけてしまうのはかわいそうな気もします。
が...
夕方4時頃から帰宅の準備を始め、5時にはきっちりバイバイするような「そこにいるだけ」な人たちを見ていると、確かに「税金ドロボー」と言いたくもなります。
議会に横行する不正
富山県議会・市議会では不正が発覚し、世間を騒がせましたが、これは本当に氷山の一角に過ぎません。
国政に携わる政治家はもちろんのこと、官僚や地方行政の隅々にまでこのような不正が存在しているのです。
まあこれは日本だけでなく、世界の常識です。
慢性化し慣習的にすらなっているこのような「悪」の数々は、いつしか「必要悪」として存在し続けているのです。
しかし、これからの日本は人口が減少し国力も飛躍的に伸びないことが十分予想されています。
そんな中、民間企業とは異なり、生産性のない彼らの人件費は極論を言えば「無駄」。
議員定数の削減は当然のこととして、地方公務員の数も減らすべきときなのではないでしょうか。
私はこれまで多くの地域に暮らし生活をしてきましたが、そのほとんどの市役所には、「よくこれで給料が貰えるもんだなー」と疑問に思う人たちが必ず存在しています。
おしゃべりしながらお茶菓子を食べ、定時がきたらササッと片付けしてすぐに帰る...
一般企業でいうところの、窓際族の集まりのようなものなのです。こんな人たちのために、我々の税金は使われているのです。
はぁ〜
憤りを通り越して、未来の日本が不安でなりません。
悪いことという自覚のない「不正」
話を不正に戻しましょう。
今回、富山で発覚したような「不正」は何も富山だけで起こっていることではありません。
全国各地で行われていることなのです。ただ、その不正が表に出てくるかこないかの違いだけ。
政治家たちは、自分と自分の支持者たちのことしか考えていません。
公務員たちは、必死になって働かずとも、自分たちの給料は税金から補われているので仕事も適当になるのです。
そして、国民・市民はうまく騙されています。彼らを調べあげれば、その多くは何らかの不正に携わっています。怠慢も当たり前。
きっと、本人たちには悪いことをしているという自覚はないのでしょうが...
考えてみると、警察組織や医師会などにも「悪」や「不正」は必ず存在しています。
つまり、残念なことではありますが、人間社会というものはまだまだ神の領域からはほど遠く、欠点だらけなのです。世界中で戦争や紛争がなくならないのもそのひとつ。
明確なルールなくして、人は襟を正しません。
政治家にも公務員にも、監視の目を光らせ、ちゃんと働かない者は首、不正をすれば罰則を適用。
こういった厳しいルールを設けない限り、国や地方の発展はなく、税金の無駄遣いは垂れ流しのように行われ続けていくことでしょう。
終わりに
2016年秋、安部内閣は農業や訪問介護の分野に、外国人労働者を受け入れる方向で検討を始めました。
この新制度では、日本人と同等以上の報酬支払いの義務付けが想定されていますが、
一方で、現在進行形で導入されている、程のいい奴隷制度とも揶揄される「外国人技能実習制度」は今後も維持されるようです。
日本も、まだまだのようですね。