有名人と社会問題のお話 〜芸能ニュースから学ぶこと

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KABA.ちゃんに学ぶ戸籍上の名前の変更方法

タレントのKABA.ちゃん(47)は性別変更を行い、ついに戸籍上女性になりました。名前は、椛島永次(かばしま・えいじ)から「椛島一華(いちか)」へ。

 

 

これまで、1,000万円とも、それ以上とも言われるお金をつぎ込み、ホルモン治療や数回にも及ぶ整形手術を経て、2016年3月にはタイで声帯を含む性別適合手術を受けたのです。術後に初めて女性用トイレに入って大喜びするKABA>ちゃんの姿を見ていると、本当によかったな〜と心から思うことができました。

 

ただ、自分自身の声には未だ違和感を感じているようです。

 

 

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新しい名前は両親から 

KABA.ちゃんは、「戸籍上の性別変更にあわせて新しい名前を付けてほしい」と福岡に住む両親を訪問。これに対して両親は、「一から出直す」「一花咲かせましょう」という意味を込めた名前「一華」を送ったそうです。受け取ったKABA.ちゃんは「かわいいかわいい!」と大喜び!

 

また、両親から「今後どうしたい?」と聞かれると「結婚したい」と本心を告白。「女性になったらオネエタレントとして仕事がなくなるのでは?」と心配されると、「(オネエと女性の)境界線をなくすように、私が頑張る」と力強く語っていました。

 

是非とも頑張ってくださいね!

 

 

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KABA.ちゃん、今後の課題

 タイで受けた声帯手術により、1オクターブ上の声に大変身したというKABA.ちゃん。「スッピンになった時も女性らしい顔つきになっておきたい」と、今後の整形手術の希望もあるようです。これに対して友人のLiLiCoさんは「十分きれいだから、もう辞めな」と、これ以上の整形に待ったをかけられました。

 

さあ、どうするKABA.ちゃん!?

 

 

家庭裁判所からも戸籍上の性別変更を認められたKABA.ちゃんは、テレビ番組で「どれだけ女性に近づけたと思いますか」と聞かれ、「7割くらい。あとはもう埋まらないと思う。諦めてはいないけど、あとは恋愛とかで埋まるか、私もわからない」と心境を打ち明けています。

 

 

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戸籍上の名前の変更方法 

戸籍上の名前は、一般的には社会的な混乱を避けるため自由に変えられないようになっています。しかし、「正当な理由」があれば変更が認められています。

KABA.ちゃんのようなトランスジェンダーの人たちの場合、「名前を変えないと社会生活に支障がある」ケースも多く、名前の変更が認められやすいようです。

 

例えば以下のような場合です。

 

  • 自分の性別に違和感があり、男性(女性)の名で呼ばれると辛い。
  • 性同一性障害と医師の診断を受けている。
  • 周囲からはすでに「改名したい名前」で呼ばれている。

 

 

 

まとめ

日本では、戸籍上の性別を変えるのは比較的難しいのですが、それでも、「性同一性障害」という医師の診断があったり、性器を作り変える手術を受けていたり、未婚、20歳以上、未成年の子どもがいない、など、幾つかの条件を満たせば大丈夫なようです。

また、性別を変えなくても、名前だけを変えることもできます。実は、「同姓同名の人が近くに住んでいるので郵便物が間違って届いて困る」といった理由で認められることもあるようです。

 

理由はいろいろあるでしょうが、「正当な理由」のある改名したい方は、まずは家庭裁判所に申し立てましょう。裁判官が一言「OK」と言ってくれれば名前を変えることができます。