政治家という「私利私欲」職を何とか廃止できないものか
政治家の「不正」はこの世から政治家がいなく
ならない限りなくなることはないでしょう。
舛添元東京都知事は、きちんとした説明責任を果たさぬまま無責任に辞めていってしまいました。都議会議員含め、政治家たちは現状の「不正」ありきの法律を変えようともしません。一方、国民の多くもそれを強く咎めたりはしない…
なぜなんでしょうか?
理由は、この記事を読んでくださっている皆さんが薄々感じていることで間違いないと思いますよ。
自分たちに不利益をもたらす法律を政治家自らが作るわけがないからです。
○ 低投票率が続く昨今の選挙事情...
○ 議会制の危機...
○ 「民意に反している」と抗議する群集をよそに
権力による世論操作を静かに進めている政治家たち...
日本の民主主義はどうなっているのでしょうか?
○ 海外視察という名の慰安旅行...
○ 政治資金の私的流用...
考えれば考えるほど悲しくなります。表に出てくるのは氷山の一角でしかありません。ちょっと力のある政治家なら誰だってやる「不正」。。。これを必要悪として認めるか否か…
私は断固認めたくありませんが、政治を「実行力」持って動かしていくためには必要なのも事実…
私利私欲に堕ちた国民と政治家たち
日本の議会制民主主義は「戦後」という時空に最適化された制度だったのかもしれません。戦後の政党は労働組合などの利益団体を介して民衆の利害を代表してきましたが、バブル崩壊とグローバル化が市場競争を激化させ、共同体は空洞化。人々の利害は細分化されました。
その結果
足場が崩れた各政党は選挙前に無難な政策を提示し、票を獲得し、いざ「政治」となると何も実現できない。。。公約違反当たり前。。。
これでは
どの政党を選んでも何も変わりません。この現状に、投票率は下がって当然。世の中には議会に「代表」を見出せない人々が溢れかえっています。
さらに
政治家たちは自分たちの利権のみを追求し、国や国民の利益は一切考えていない。
公共精神は失われ、私利私欲に堕ちた国民と政治家たち。。。
もともとは、人々の不遇感が多数派となって暴走する現状を防ぐために人類は政党や官僚など非民主的な要素を導入し、単なる多数決ではない熟議型の民主主義を編み出したというのに...
汚職腐敗国家中国
中国が世界有数の汚職腐敗国家であることは有名ですね。中国では政府のトップから末端の役人まで、さらには教育現場や企業、商店や個人レベルに至るまで「不正」「腐敗」が横行しています。「正直」とか「誠実」といった美徳が一切通用しない国中国。あらゆるところに虚位と相互不信が潜んでいます。例えば、中国の大学生は表面的にはみんな仲良しに見えますが、利害関係が絡むと途端に冷淡に。教師が試験範囲を話したとき、たまたま欠席していた学生は誰からも教えてもらえません。
日本もそんな国になっていくのでしょうか?
中国では年間100万件以上の汚職事件が摘発され、その被害額は毎年GDPの15~20%に及ぶといわれています。その結果、ほんの一例ですが福建省の省長が死刑になったり、全人代の常務副委員長が死刑になったりしています。しかし、こういった事例はしょせんまやかし。中国の政治家、官僚で汚職をしない人などいないのだから。本気で汚職を取り締まったら政治家と官僚はゼロになってしまいます。そういった意味では日本も含め世界中の政治家たちも同様かもしれません。
たまたま汚職で摘発されるかどうかは運次第...
中国の場合は権力闘争に敗れると摘発されてしまいます。共産党の幹部が国家の資産を横領し国外に逃亡することも珍しくはありません。自分の資産を海外の銀行に預けるくらいならまだしも、子息をアメリカなどに留学させて市民権を取らせ、自分もいつでも脱出できる準備を整えたりしているのです。金と権力と能力がある人物ほど中国から脱出したがるようです。日本でも、もし政治資金に関する法律がきちんと整備されれば、舛添さんのような人は国外へ脱出するようになるのかもしれません。
中国では病院も金儲けの場と化しています
中国の病院では多額の診療費と多額の薬で金儲けが横行しています。日本だっていつよう以上に薬を処方しているのでこの点中国を非難できる立場にはないように思えますが。。。あなたはこのような社会に明るい未来があると思うだろうか。
終わりに
「政治家は最低な職業だと思う」
「なので自分は絶対に政治家だけにはならない」
嘘のような話ですが、私の周りの子供たちからはこんな声が聞こえてきます。
そんな声を聞くにつれ、もはや政治家という職業は廃し、政治業務をAI (人工知能)に託す...
そんな時代が待ち遠しい気もします。