日本では「反日」韓国では「大バッシング」に苦しむ韓流スター・ユンソナ
ユンソナと聞いて、懐かしい!と思った方も多いのではないでしょうか?日本を拠点に活躍していた韓国人のタレントさんで、一時期日本のテレビ番組に引っ張りだこでした。
でも、最近は日本であまり見かけなくなってしまいましたね。ユンソナさんは今いったい何をしているのでしょうか?現在がヤバすぎる...という噂も・・・
ユンソナさんのプロフィール
◉ ユンソナ(尹孫河、1975年11月17日生まれ )
◉ 韓国のタレント・女優、
◉ 身長163cm
◉ 血液型AB型
◉ 2006年結婚、2児の母
韓流ブームの前に日本デビューしたユンソナ
韓流ブームの火付け役となったのは、2004年に流行した『冬のソナタ』でした。以降は、韓国のドラマ・映画・音楽などが日本を席巻し、過剰とも取れる韓流ブームがそこにはあったのです。
そんな韓流ブームが起こる直前。。。2人の韓国人タレントが日本の芸能界でデビューを飾っていました。1人は歌手のBOAさん、そしてもう1人が女優のユンソナさんだったのです。
彼女はもともと韓国のテレビ局『韓国放送公社KBS』の専属女優だったのですが、2000年に来日し、2001年には窪塚洋介主演の連続ドラマ『もう一度キス』(NHK)でヒロイン役に抜擢されます。その後、ドラマ『Fighting Girl』(フジテレビ) で深田恭子とW主演をつとめ大ブレイク!
高視聴率ドラマ『GOOD LUCK!!』にも出演
その後、2003年には平均視聴率30.6%のキムタク作品『GOOD LUCK!!』(TBS)に出演し、着々と日本での人気を築いていきます。そして、ドラマのみならずバラエティー番組にも数多く出演し、活動の拠点を日本へと移していったのです。
当時の彼女は明るく天真爛漫な印象で多くの日本人男性を虜にし、テレビで彼女を観ない日はないほどでした。
ナイナイ岡村からの求愛を激しく拒絶してみたり、明石家さんまからの怒涛のイジリを受けて「オマー(お母さん)!」とあえて韓国語で泣いてみたりと、こなれた対応をしていたものです。
反日疑惑をかけられたユンソナ
日本での活躍が順風満帆だったユンソナですが、2006年に韓国人実業家と結婚してからは日本での活動を徐々に減らしていきます。当時彼女は30歳。女性として今後の幸せを考えるのであれば、夫のいる母国へ戻るのが賢明な選択だったのは明らかです。
しかし・・・
2007年、韓国で彼女はこんな発言をしたらしく、反日疑惑をかけられてしまったのです。
「歪曲された日本歴史教育に悩み苦しんだ」
「私たちは教科書で日帝時代を学び、 (慰安婦だった) お婆さんたちの胸が痛む話を聞いて育ったが、日本の友達はそのことをよく分からない人が多い」
これが「反日的」だと捉えられ、ネット上で批判されたのです。ユンソナ本人に反日感情は毛頭なかったといいます。にも関わらずバッシングされたことに傷ついたユンソナ。それでも、「応援してくれる人がいる限り日本での活動は続ける」としてしばらくは日本での活動を続けていました。
しかし、ついに2012年に韓国への全面的帰国を決意したのです。
息子のイジメ騒動でバッシング!
韓国で、夫と2人の子どもと一緒に暮らしているユンソナは2016年、自身が立ち上げたコスメブランドを日本の通販番組QVCでPRし大ヒットさせます。夫からノウハウを吸収したのか、いつの間にか敏腕実業家としても活動していたのです。
そんな中、悪質ないじめに関与した小学生の息子を擁護した...と韓国内で大バッシングを受けてしまったのです。
報道によれば、ユンソナさんの息子ら4人は同じクラスの児童をバットで殴ったんだとか。この事件が発覚したのちに、学校側は「被害者はいるが意図的に暴行した加害者はいない」と発表。これに対してメディアは「ユンソナが隠蔽させた」としてしまったのです。
ユンソナさんは「被害者を布団の中に閉じ込めて暴行したと伝えられた内容は短時間いたずらをしただけのものだった」とし、
「暴行に使われたと報じられた野球のバットもプラスチックのおもちゃだった」と語っています。
「ボディーウォッシュを飲ませたとも報道されましたが、それはわずかに味だけをみて吐き出したそうです」とも釈明。
その後、「すべての児童がいるところで謝罪をした」ユンソナは、「私の職業がこの問題に影響を及ぼすように行動したり意図したことはない」とし、「子どもの傷を一日も早く治癒できるよう努力する親になる。ご心配をかけて申し訳ない」と語っています。
海外へ移住?
2018年、ユンソナは家族とともに韓国を離れカナダに移民するという噂が出てきました。ある報道によれば、移民に向けた法的手続きはすべて完了しているとのこと。日本では「反日だろう」疑惑、韓国では息子が関わった校内暴力事件が明らかになり、非難されてばかりです。
こうした、無差別的な非難に傷ついたユンソナはきっともう、芸能界に未練はないのでしょう。ユンソナの所属事務所は「彼女は悪意のコメントに苦しんでいる。つらい決定を下すほかない状況を理解してほしい」とコメントしています。
失言?や対応のまずさはあったのかもしれませんが、ちょっとしたミスで叩かれてしまうこの世の中、あなたはどう思いますか?誰かを叩かずにはいられないこのストレス過多社会。本当に生きにくいものですねー。